2017年 08月 24日
伝統工芸士とたいけんフェス |
昨日、東京都伝統工芸士会が主催の
たいけんフェスに行って来ました。
場所は、浅草寺近くの東京都立産業貿易
センター台東館。開始時間の10時頃に
到着したのに、既に、会場はお子様の嵐!
夏休みが終わるのはもう目の前!
体験ワークショップもあるし、伝統工芸の
資料も沢山あるしで、大人気!!
そんな小学生の皆様と同じテーブルで
私が参加したワークショップは、
*つまみ細工
*絹糸での撚り紐作り
*ミニ掛け軸作り
の3つです。
私がこれまで経験してきたつまみ細工は
ボンド仕立てだけなので、伝統的な
「糊」仕立てを是非体験したいと参加。
花びらは、すでに摘んであったので、
花の形に組み立てる(葺く)だけでしたが
それでも十分に糊とボンドの違いが
わかりました。
細切れ時間を有効に使い、リバティーや
コットンやリネンで洋服に合うような
つまみ細工をするには、ボンドが良い
ですが、絹生地でとても小さな花が
沢山ついた簪をつくるには、やはり、
伝統的な糊なんだなあ、と思いました。
撚糸は、普段、刺繍やカルトナージュ用に
作っていますが、さすが!職人の知恵!!
ミニ掛け軸作りでも、カルトナージュに
生かせる糊使いのヒントを貰いました。
仕事として「手仕事」をやっている人たち
の作業には、無駄が無く、沢山の学ぶべき
知恵にあふれていました。
来年は、今回体験できなかった
ワークショップに参加しようと思います♪
by polyphonic-cafe
| 2017-08-24 22:30
| カルトナージュ・刺繍・製本・つまみ細工他